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ABOUT JDS

樽熟成を通じて、
まだ見ぬ焼酎を拓く。

Japanese Dark Spirits — Cask-Aged Shochu Bottler

Our Story

樽貯蔵庫。番号が記された樽の列が奥へ続き、突き当たりの扉から光が差し込む。

WHAT IS JDS / JDSとは

JDS(Japanese Dark Spirits)は、福岡を拠点とする株式会社SHOCHU X(2020年設立)が手がける、樽熟成焼酎のボトラーズブランドです。九州をはじめとする蔵元から、樽熟成を軸に原酒を選び、ときにブレンドして、焼酎の色と度数の上限の内側にあるものは本格焼酎として、上限を超えた原酒はスピリッツとして、自社のラベルで届けています。

JAPANESE日本の焼酎
麹で仕込み、多くは一度だけ蒸留する、日本の蒸留酒。蒸留の技が伝わって約500年、九州を中心に、土地ごとの麦や米、芋から造られてきました。JDSが扱うのは、その焼酎の原酒です。樽で寝かせても、スピリッツとして瓶詰めしても、日本の蒸留酒であることに変わりない。
DARK樽の色
蒸留したての酒は無色透明で、琥珀の色は、樽と時間があとからつけるものです。テキーラがブランコからアニェホへ、ラムがホワイトからダークへと、熟成を色で呼び分けてきたように、色は熟成を直感的に伝えます。ただ、色の濃さは優劣ではなく、種類の違い。
SPIRITS世界の蒸留酒
本当は焼酎として名乗りたいが、色と度数の上限を超えた樽熟成原酒は、「スピリッツ」として出すことになります。そしてもう一つは、焼酎を国内の区分の外へ、世界の蒸留酒と同じ土俵へ連れていきたいから。新しいカテゴリーを自分たちでつくるという意志を込めて、この名にしました。

なぜ始めたか

なぜ焼酎は、置いてけぼりなのか。

私は九州の出身でも、酒蔵や酒屋の家の生まれでもありません。焼酎は、ただ酔うための安い酒だと思っていました。大学時代、焼酎が何十種類も並ぶ居酒屋でアルバイトを始め、店主に勧められて恐る恐る口にしたとき、そのイメージが壊れました。「焼酎ってこんなに美味しかったんだ……」

やがて、日本酒が世界で「SAKE」になっていると知り、大好きな焼酎のことが胸に引っかかりました。焼酎の本場・九州を訪ね、業界のイベントにも足を運んで、焼酎の仕事がしたいと伝えると、返ってきたのは「焼酎は不景気だよ」という言葉。それでも諦めきれず、在学中に焼酎専門商社でインターンとして働き始めました。

韓国の焼酎イベントのブース。はっぴ姿の学生時代の橋本が来場者に焼酎を勧め、その左奥にゑびす酒造の田中社長が立つ。
2019年7月、韓国の焼酎イベントにて。右が学生時代の橋本、左奥がゑびす酒造の田中社長。

インターン中の夏休み、シンガポールの百貨店の催事で、六調子酒造の焼酎を売りました。通りがかる人に「韓国のソジュなら知っているよ」「これはジン?」と言われながらも、試飲を勧め続けました。

焼酎という名すら知らなかった人が、口にした途端、心から感動する。

その光景を、何度も目にしました。焼酎の可能性を確信したのは、このときです。

note『6年前、無名である焼酎がシンガポールで起こした事』(新しいタブで開きます)

DECISION / 決意

焼酎の魅力を、一人でも多くの人に。

これほど人の心を動かす酒の魅力が、まだ伝わりきっていない。自分が動かないと始まらない——そう思い、焼酎のブランドを立ち上げることを決めました。

創業からJDSへ

答えのひとつは、樽の色をしていた。

2020年4月、株式会社SHOCHU Xを設立しました。高度数と長期熟成を軸に、納得した味わいだけを商品にしてきました。正直に言えば、かつての私は、色のない焼酎こそが正義だと思っていました。けれど樽熟成を学ぶうちに面白い原酒にいくつも出会い、「これ全部樽ごと買い取って商品化したいな」と思うまでになったのです。

「希継奈」のボトルとグラス、麦の穂
「煌星」のボトルとグラス、麦の穂
「凜和」のボトルとグラス
「和深」のボトルとグラス、米粒
SHOCHU Xの4本。左から、希継奈(2020)、煌星(2021)、凜和(2021)、和深(2022)。
  1. 株式会社SHOCHU Xを設立

    第一弾は、ゑびす酒造の蔵に眠っていた麦焼酎「希継奈」。ホーロータンクで5年熟成。

  2. 「煌星」で、樽とブレンドへ

    本格焼酎の色の上限の内側で、麹の旨みを土台に、樽の香りとの共存を探った一本。

  3. 「凜和」で、45%の先へ

    天盃の58%の原酒を、ありのままの姿で。本格焼酎ではなく、スピリッツとして商品化。

  4. JDSシリーズ、始動

    色の上限を超えた樽熟成原酒を、スピリッツとして。第一弾「NK麦025」は発売6分で完売。

    「NK麦025」のラベル。KOJI & CASK BLENDED の文字
  5. 長期熟成のシングルカスクを、次々と

    23年熟成「2000 Nikkei」、28年熟成「1995」、25年熟成「#664」。蔵元の樽から選んだ長期熟成原酒を、限られた本数で届けていった。

  6. ブランドの名を、JDSに

    シリーズ名「Japanese Dark Spirits」を、ブランドとストアの名前に。社名は株式会社SHOCHU Xのまま。

  7. 定番「JDS ホワイトラベル」

    限定品が中心だったJDSに、定番を。飲食店でも気軽に出せる一本として、12月に発売。

樽熟成焼酎という形式

樽貯蔵庫。暗がりに樽が段になって並ぶ

樽熟成をする酒は、ウイスキーだけではない。

SHOCHU ROOTS / 焼酎の起源

焼酎は、九州の地酒。

蒸留の技が海を渡ってきたのは、約500年前とされます。南の琉球を経たのか、北の朝鮮半島を経たのか、道筋には諸説あります。その技が麹で仕込む酒造りと出会い、温暖な気候や、芋づくりに向いたシラス台地といった条件のもとで、土地ごとの作物を使う焼酎が育っていきました。

九州北部は麦、熊本・球磨は米、鹿児島・宮崎は芋。黒糖の焼酎は奄美群島でだけ造ることが認められ、沖縄には泡盛があります。土地ごとの作物が、それぞれの焼酎の味わいを形づくってきました。

九州の古地図に、蒸留の技の伝来の道筋と焼酎の原料を書き添えた図
18世紀にヨーロッパで刷られた、手彩色の銅版の九州の古地図(オランダ語版、ケンペルの資料にもとづく)。旧国名が漢字とローマ字で記され、下端には琉球の文字が見える。その上に、蒸留の技が南(琉球経由)と北(朝鮮半島経由)から伝わったとされる道筋と、地域ごとの焼酎の原料(麦・米・芋・黒糖・泡盛)が書き添えてある。

凡例

蒸留の技の伝来(諸説あり)

  • 北から、朝鮮半島を経て
  • 南から、琉球を経て

主な原料

  • 麦|壱岐・大分・福岡など
  • 米|熊本・球磨
  • 芋|鹿児島・宮崎
  • 黒糖|奄美群島だけ
  • 泡盛|沖縄
  1. 薩摩に、米の蒸留酒があった

    薩摩を訪れたポルトガル人の記録に残る

  2. 「焼酎」の文字が残る、最古の記録とされる

    伊佐・郡山八幡神社に、大工が残した落書き(鹿児島県指定文化財)

地図:Allard Pierson, University of Amsterdam, OTM: HB-KZL 33.17.03

本格焼酎は、麹から生まれます。
多くは一度だけの蒸留で、麦や米、芋の風味を色濃く残します。

色は、樽から生まれます。
蒸留したての酒は、ほとんどが無色透明。琥珀色の多くは、木と時間があとからつけるものです。

樽熟成焼酎は、麹と、樽と、時間がつくるもの。
ただし焼酎の色には、上限があります。

樽の鏡板。チョークで番号と容量が書かれている
テキーラの「色の階段」と、焼酎の色の上限(色はイメージです。焼酎との対応は代表・橋本の見方。色の濃い方が上、という意味ではありません)
  1. Blanco無色
  2. Reposado淡金
  3. Añejo琥珀
  4. Extra Añejo濃琥珀
  5. Cristalino無色
  • ブランコ|無色透明の焼酎の多く
  • レポサド|本格焼酎の淡い色(0.080以下)。食中酒という焼酎らしさと深く結びついている色です。
  • アニェホ〜エクストラ・アニェホ|0.080を超える色の原酒は、焼酎として出荷できません。JDSでは、スピリッツとして出しています。
  • クリスタリーノ|熟成でついた色を、あえて取り除いたもの。

色が濃いほど良い、という話ではありません。それでも色は、熟成を一目で伝える言葉になります。焼酎の価値を、国や言葉を越えてわかりやすく「翻訳」する一つの手段として、色という指標を使う。代表の橋本がJapanese Dark Spiritsを始めたのは、そう考えたからです。

焼酎とは

本格焼酎の主な特徴は、次の三つです。

麹を使うこと。日本酒と同じく、麹で糖化と発酵を同時に進め(並行複発酵)、アルコールを得ます。焼酎の旨みと複雑な香りのもとです。

原料が多彩なこと。麦、米、芋、そば、黒糖など。原料ごとに、香りと味わいが変わります。

蒸留が基本的に一度であること。もろみの度数が約15〜17度と高く、一度の蒸留で40度前後になるため、二度三度と蒸留する必要がありませんでした。一度だけの蒸留だからこそ、原料の風味が色濃く残ります。

2024年12月には、焼酎・泡盛を含む日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

常圧蒸留と減圧蒸留

常圧蒸留は、ふつうの気圧のもとで蒸留する方法です。焼酎の世界では、減圧蒸留と区別するためにこう呼びます。

減圧蒸留は、蒸留器の中の気圧を下げ、低い温度で沸騰させる方法です。繊細な香りや甘みを損ないにくいとされます。焼酎では1970年前後から使われはじめ、1980年前後の焼酎ブームでは、その軽快でクリアな味わいが支持されました。焼酎が独自に育ててきた蒸留法です。

JDSの商品にも、常圧と減圧、それぞれの原酒が使われています。

なぜ未開拓なのか

焼酎には、三つの枠がある。

最初の樽熟成焼酎が世に出たのは、1957年とされます。それでも、まだ拓かれていない領域が広く残っています。その大きな理由は、品質ではなく、焼酎という区分に定められた三つの枠にあると、私たちは考えています。その枠は、焼酎らしさを形づくってきたものでもあります。

焼酎の三つの枠。色の上限:着色度0.080(国税庁の通達)。度数の上限:アルコール分45度以下(単式蒸留焼酎、酒税法 第3条第10号)。製造免許:焼酎の製造免許は、新規は原則として出ない。スピリッツの製造免許は、需給調整の対象外。

色の上限

0.080

着色度(430nm・480nm)|国税庁の通達

本格焼酎の上限(着色度0.080)

この先は「焼酎」と名乗れない

※色はイメージです。

樽で長く寝かせるほど、色は濃くなります。焼酎の樽熟成は、この上限を前提に育ってきました。

度数の上限

45%

アルコール分45度以下(単式蒸留焼酎)|酒税法 第3条第10号

本格焼酎は45%以下(酒税法)

  • 単式蒸留1回の原酒 37〜45%前後
  • 60%台の樽詰め

樽から引き出す成分は、樽に詰める度数で変わります。焼酎のままでは、60度台のような高い度数で樽に詰めることはできません。

製造免許

免許

焼酎の製造免許
新規は原則として出ない
スピリッツの製造免許
需給調整の対象外

例外は特産品焼酎など。JDSは現時点で製造免許を持たず、蔵元の樽から原酒を選んでいます。

1962年の改正で、何が変わったか

昭和37年(1962年)の酒税法改正で、焼酎の定義は、原料で決める形から「アルコール含有物を蒸留した酒類」という広い形に書き換えられ、発芽させた穀類や果実を原料とするもの、白樺の炭でこしたもの、含糖質物を原料とするもの、蒸留の際にほかの物品の成分を浸出させたもの、の四つが除かれました。それまで雑酒だったスピリッツ類も、独立した種類になりました。

焼酎の色の上限も、この改正と前後して通達で置かれたとされます。その枠が、いまも焼酎の樽熟成のかたちを決めています。

酒税は、どう計算されるか

1kLあたりの酒税は、焼酎もスピリッツも同じ蒸留酒類として、20万円に20度を超える1度ごとに1万円を加えた額です。スピリッツは37度未満でも37万円とされるため、37度以上なら、本来の税率は同じです。1962年当時は、焼酎とほかの蒸留酒の税率に大きな差がありました。

2023年、スピリッツの色の上限は

2023年4月からは、スピリッツの色の上限が、表示のルールを条件に段階的に緩和されています。ほかの酒類と誤認させない表示や、品目名を大きく書くことなどが条件で、JDSのスピリッツのラベルに品目名が大きく書かれているのは、このためです。焼酎の0.080は、据え置かれています。

三つの枠を、もう少し詳しく

色の枠。着色度は、430nmと480nmの光の吸光度で測り、どちらも0.080以下である必要があります(国税庁の通達)。樽で貯蔵した原酒を一部でも混ぜれば対象です。超えた原酒は、焼酎ではなく、スピリッツやリキュールとして出荷します。

度数の枠。酒税法は、単式蒸留焼酎を「アルコール分が四十五度以下のもの」と定めています。一度の蒸留で得られる原酒は37〜45度前後のため、ふつうに造る限り、この枠を超えることはほとんどありません。

免許の枠。単式蒸留焼酎の新しい製造免許は、需給調整のため、原則として出ません。例外として、地域の特産品を主な原料にする「特産品焼酎」の免許などがあり、奥会津蒸留所はこの制度で生まれた蔵です。スピリッツの製造免許は、需給調整の対象ではありません。

出典:酒税法(第3条第10号・第23条)、酒税法基本通達、国税庁

BOTTLERS / なぜ、JDSなのか

選ぶ。仕込む。組み合わせる。

蒸留酒の世界では、蒸留所の外の会社が原酒や樽を買い取り、自社のラベルで瓶詰めするボトルを「ボトラーズ」と呼びます。JDSは、焼酎のボトラーズブランドです。ただ、樽を選ぶだけではありません。蔵元とともに原酒を一から仕込み、ブレンドで、これまでの焼酎の枠を超える酒をつくっています。

  • 選ぶ

    蔵元の樽から原酒を選び、シングルカスクやスモールバッチで瓶詰めする。

    Limited Collection

  • 仕込む

    蔵元とともに、原酒を一から仕込む。63%で樽に詰めたDDCS 61、減圧蒸留で再蒸留したCrystal Clear。

    DDCS 61・Crystal Clear

  • 組み合わせる

    蒸留方法も熟成のしかたも違う原酒を組み合わせ、一つの原酒では届かない味を設計する。蔵の垣根を越えたブレンドにも挑んでいます。ブレンダーは代表・橋本。

    JDS ホワイトラベル

WHY CASK / なぜ、樽熟成焼酎なのか

焼酎、それは安酒の象徴でもある。しかし、逆に言えば、それゆえに計り知れない伸びしろを秘めていて、未開拓の余地が存分にあるのである。

note『なぜ「Japanese Dark Spirits」なのか ー 僕が焼酎で挑戦する理由』(新しいタブで開きます)

どう拓くか

枠の内側でも、外側でも。

三つの枠に、それぞれ別の方法で向き合っています。色の枠の内側では、ブレンドと製法で。色と度数の枠の外側では、原酒をスピリッツとして。内側と外側に、上下はありません。そして免許の枠には、いつか自分たちの蒸留所で。

INSIDE / 枠の内側で、本格焼酎として

光の差す壁の前に立つ、JDS ホワイトラベルのボトル

ブレンド

JDS ホワイトラベル

色の枠の内側で、樽熟成の個性をブレンドで表した定番。入口でありながら奥行きを失わない、「食中酒」に向き合った麦焼酎です。

区分
本格焼酎
度数
40%
造り
樽熟成原酒(常圧)+長期タンク熟成原酒(減圧)+Crystal Clear

INSIDE|本格焼酎・40%

ホワイトラベルを見る

台座の上の Crystal Clear のボトル

減圧蒸留で再蒸留

Crystal Clear

樽熟成原酒を中心にブレンドし、減圧蒸留で再蒸留して透明に。着想はテキーラのクリスタリーノ。ホワイトラベルの要の原酒です。

区分
本格焼酎
度数
44%
造り
樽熟成原酒を中心にブレンドし、減圧蒸留で再蒸留

INSIDE|本格焼酎・44%

Crystal Clearを見る

0.080 ・ 45%

OUTSIDE / 枠の外側で、スピリッツとして

暗い水面に立つ DDCS 61 のボトル

63%で樽詰め

DDCS 61

天盃とともに、2回蒸溜の原酒を45%を超える63%で樽に詰めました。約2年半ののち、少しだけ加水して61%で瓶詰め。

区分
スピリッツ
度数
61%
造り
常圧2回蒸溜、アメリカンオーク樽450Lに63%で樽詰め

OUTSIDE|スピリッツ・61%

DDCS 61を見る(完売)

黒い背景に浮かぶ、25年熟成 A.O. Third Fill #664 のボトル

シングルカスク・スモールバッチ

Limited Collection

焼酎の色の上限を超えた樽熟成原酒を、スピリッツとして。蔵元の樽から選んだ、限定のシングルカスクとスモールバッチです。

区分
スピリッツ
度数
銘柄ごとに異なる(例:ねっか 桜 42%)
造り
シングルカスク、またはスモールバッチ(例:ねっか 桜=米焼酎の原酒を桜樽で7年、550本限定)

OUTSIDE|スピリッツ・限定

限定ボトルを見る

三つ目の枠、免許の先へ

PARTNERS / 蔵元とともに

蔵元との縁は、創業の前から。

イベント会場で、はっぴ姿の学生時代の橋本と、六調子酒造の焼酎を手にした来場者2人。
2019年、SEOUL SAKE FESTIVALにて。六調子酒造の焼酎を手にした来場者と。

JDSが最初に組んだ蔵元は、代表の橋本が学生時代にインターンとして働いた焼酎専門商社が、その焼酎を扱っていた蔵元です。ゑびす酒造の田中社長とは催事の売り場に一緒に立ち、六調子酒造の焼酎はシンガポールの百貨店で売りました。天盃とも、会社を立ち上げる前から親交がありました。

その焼酎が人の心を動かす場面を、売り場で見てきた。だから、焼酎の新しいかたちを試す相手として、いまも同じ蔵元と組んでいます。JDSは蒸留所を持ちません。蒸留と熟成を担うのは蔵元で、どの商品も、製造者は蔵元です。

  • ゑびす酒造の店構え

    EBISU SHUZO

    ゑびす酒造

    福岡県朝倉市

    明治18年(1885年)、筑後川と山々に囲まれた朝倉の地で創業。1960年から樽での貯蔵に取り組み、最低3年以上寝かせた焼酎だけを出荷してきた、長期熟成の蔵です。

    代表銘柄
    「らんびき」「けいこうとなるも」
    JDSでは
    JDS ホワイトラベル、Crystal Clear ほか
  • 天盃の蒸溜器

    TENPAI

    天盃

    福岡県朝倉郡筑前町

    明治31年(1898年)創業の麦焼酎の蔵。福岡・佐賀県産の二条大麦にこだわり、半世紀以上前から、常圧で2回蒸溜する独自の造りを続けています。

    代表銘柄
    「クラフトマン多田」
    JDSでは
    DDCS 61
  • 六調子酒造の木造の蔵

    ROKUCHOSHI SHUZO

    六調子酒造

    熊本県球磨郡錦町

    大正12年(1923年)、熊本・人吉球磨で創業。球磨焼酎の伝統を受け継ぎ、常圧蒸留した焼酎をじっくり寝かせる、長期熟成に特化した蔵です。原酒の熟成は平均12年に及びます。

    代表銘柄
    「特吟六調子」「とろしかや」
    JDSでは
    六調子18年 シングルカスク、和深
  • 只見の田園と山並み

    OKUAIZU DISTILLERY

    奥会津蒸留所(ねっか)

    福島県南会津郡只見町

    2016年、只見町の酒米農家4人と醸造家1人で設立。2017年に特産品焼酎の製造免許を受け、只見で米を育て、醸し、蒸留するまでを一貫して手がけています。

    代表銘柄
    「ねっか」
    JDSでは
    ねっか 桜

FOUNDER & BLENDER / 代表・ブレンダー

樽の前に立つ代表の橋本啓亮

橋本 啓亮KEISUKE HASHIMOTO

株式会社SHOCHU X 代表/JDS ブレンダー

1998年生まれ。日本大学法学部卒。大学時代のアルバイト先で焼酎に出会い、在学中に焼酎専門商社でのインターンを経て、2020年4月に株式会社SHOCHU Xを設立。JDSのブレンドを担う。

NEXT / これから

いつか、自分たちの蒸留所をつくる。

色と度数の枠には、その内側と外側のボトルで向き合ってきました。これが、三つ目の枠、免許への答えです。

橋本啓亮の署名

株式会社SHOCHU X 代表 橋本啓亮