贅沢な麦だけがもたらす、ワンランク上の豊潤な味わい -『希継奈』ご紹介-
SHOCHU Xの第一弾商品であり、ブランドを象徴する商品でもある本格焼酎『希継奈』。
今回は『希継奈』の誕生秘話や特徴、おすすめの飲み方等をお伝えします。
この1本からブランドが始まった。『希継奈』誕生秘話
私(橋本)は、元々焼酎業界に従事しておりました。
その時に日本の焼酎のポテンシャルに非常に大きな可能性を感じながらも、同時にブランディングやマーケティングに他の業界より遅れがあると痛烈に実感させられました。
この光景が自分の原体験となり、焼酎ブランドを立ち上げることを決心しました。
(左が橋本です)
焼酎ブランドを立ち上げ、パートナー製造元を選定する中で、どうしても一緒にやっていただきたい酒蔵の1つが福岡のゑびす酒造さんでした。
代表銘柄の"けいこうとなるも"は初めて飲んだ時に美味しくて感銘を受けたのを昨日のことのように覚えています。
そして何よりもその名前の由来は、「鶏口となるも牛後となるなかれ」から来ていると知り、(※大きい団体の配下として服従しているよりも、独立した小さな団体の長である方がよいという意味)、小さな焼酎蔵でもこういった姿勢を持って焼酎造りに取り組んでいるというところに一番感動しました。
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ゑびす酒造の田中社長とは、焼酎の仕事をしていた時に出会い、催事にご一緒させて頂いたり、度々イベントでも会ったりと元々お互いを知っていました。
そんな田中社長に、自分の想いを伝えた結果、すぐ一緒にやろうと手を取ってくれました。
そして2020年7月、ブランドローンチとともに『希継奈』は誕生いたしました。
(クラウドファンディングサイト「Makuake」ではありがたいことに160万円ほどの応援購入をいただくことができました。)
希継奈のユニークなポイント
5年熟成というのもさりながら、一番推しのポイントは「全麹3段仕込み」という製法を用いていることです。
簡単に説明すると、麦麹を通常の3倍使用しています。
焼酎は「仕込み」→「醸造」→「蒸留」→「貯蔵」というステップを経て製造され、原料由来の香り・味わいがダイレクトに反映されやすい蒸留酒です。もちろん「蒸留」や「貯蔵」といった製造過程も大事なのですが、焼酎のアイデンティティとは他の蒸留酒に比べても「醸造」の過程にあると考えています。
「醸造」の段階で「全麹3段仕込み」を用いることで、原料である麦本来の香り・味わいが原酒に反映され、さらに「貯蔵」の段階で5年熟成されているので、まさに「贅沢な麦だけがもたらす、ワンランク上の豊潤な味わい」が楽しめます。
おすすめの飲み方
まずはストレートでお楽しみください。その次に「水割り」と「お湯割り」がおすすめです。
水割り
比率は1:1でちょうど半分くらい水を足すのがおすすめです。
『希継奈』の濃厚さが水割りにすることによって、爽やかな濃厚さ・麦の優しい味わいに変化し、食中酒としても最適な飲み方です。和食との相性が抜群に際立ちます。
お湯割り
これからの寒くなってくる季節に、お湯割りを飲む以上の贅沢はないと思っています。
お湯割りも水割りと同様、1:1の比率がおすすめです。希継奈のお湯割りは麦の甘さが存分に味わえます。
もう一手間加えられる方は、希継奈と水を最初に1:1で合わせ、それをやかん等で体温くらいの温度になるまで温めてみてください。ただのお湯割りより、断然味わいがまろやかになります。是非試してみてください。
希継奈 ネーミングの秘密
希望の”希”
継なぐ・継承の”継”
可能性・前向きという意味がある”奈”
これらが集結して『希継奈』の銘柄名が出来ました。
第一弾商品として”人と人の絆で明るい未来へ、希望と可能性をつないでいく”という意味を込めました。
こうした名前の由来から、ギフトに使用していただく方も非常に多いです。
SHOCHU Xは、伝統的な日本の焼酎の良さを守りつつ、新たな焼酎の創造に挑み続けるブランドです。
全国の唯一無二の製造技術を持つ酒蔵と、独創的な商品コンセプトをもって、この希継奈は誕生いたしました。
SHOCHU Xを通じて、これまでにない新しい焼酎体験を楽しんでいただけること、そしてその先にある皆さまのライフスタイルが少しでも豊かなものになることを心から願っています。